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【艦これ】22春イベ"激闘!R方面作戦"を振り返る

〈はじめに〉

この記事は22年5月28日~7月13日に開催されたイベント"激闘!R方面作戦"の振り返り記事です

実際に自分がどのような編成で攻略したのかという備忘録やそれを踏まえた反省などがメインとなります

自艦隊状況を元にした修正案や意見なども交えますが理想編成や結論編成について議論をする意図はありませんのでご了承ください

 

また、一部特効倍率に関する記述がありますが黄金林檎さん(@AxsoraEx)の下記ツイートを元に計算を行いました(ご本人に引用許可を頂いています)

 

E1

E1からボスが重巡棲姫と歯ごたえがあったマップ

陸奥タッチを持ち込めたかどうかで相当難易度が違ったと思います

自分の場合は長門陸奥2隻所持なので切ることは決まっていましたが、E3-3にも出撃できる事の兼ね合いでメイン艦を投入したかったのでしばらく様子見してました

大和改二が実装されその性能を見てメインを切る決断をして攻略を開始

ギミックも普段に比べれば手順が相当少なかったのでギミックマシマシで面倒くさいよりは少し歯ごたえ合ってもこういうマップ設計のほうが好きでした

 

E2

水上観測機特効がめちゃくちゃ強かった事と1・2本目が連続して輸送だったのが面倒だったなくらいしか記憶がない

あとは分かってたけど矢矧つよすぎる

 

E3

1本目は1期初期の強敵が並ぶも特効・熟練度補正・基地航空隊etc.といった現代艦これのパワーのもと瞬殺される悲しいゲージだったなと

RPGとかで最初の中ボスがラストダンジョンのザコ敵としてうろうろしてる感じ

 

2本目の輸送ゲージは新要素の反跳爆撃やボスがアトランタ姫だったことなどからストレスの溜まりやすい輸送ゲージでした

今回のイベントを通して一番面白くなかったゲージは多分ここ

 

3本目は前段最終ゲージとして見た時めちゃくちゃ面白かったです

 

使用した編成がこれ

一番オーソドックスな編成は第一艦隊に軽空母の鈴谷・熊野を入れて第二の隼鷹枠を特効魚雷CIにするものだと思います

戦果報酬で貰った†天山熟練†の力でイキりたくてロマン編成を組んでしまった…

制空権シミュレーターで計算された70%ラインの残基数を元にした夜戦ダメージがこんな感じでした

CL2引ければ夢合ったんだけど引けなかったです・。;

 

随伴の雨雲姫や空母棲姫が長門陸奥のタッチで破壊できるラインだったので第二艦隊だけでなく第一随伴のヌ級やワ級をいかに基地・支援・先制雷撃で落とせるかが重要な海域でした

最近は敵編成が輪形陣のことが多くナ級の雷撃や砲撃がそこまで怖くなかったけれど、今回は第四陣形だったのでしっかりとこの辺りを考えないと痛い目を見たと思います

 

雨雲姫が65特効を受ける関係で上振れれば基地CL2で落とせたりするけれど基本的には飛龍などを使ってしっかりとダメージを与えたほうが安定感あったと思います隼鷹の時点でロマン編成だから65使ったけど

 

第二艦隊の打順としては昼にタッチを随伴に差して旗艦+空母棲姫(+雨雲姫)の2~3択まで絞るのがスタートラインだと考えました

2隻は残ることが多いと思ったので2番艦まではCI艦を配置、択が減ってるであろう3番艦に夜戦キャリアのゴトランド4番艦以降は特効倍率などを加味して配置しました

鳥海は運改修されてないので旗艦安定として2番目は恐らく北上・長波あたりのほうが良いのだろうけど2択スタートを想定した時に隼鷹に打順が回る前に割れるのを嫌って2番艦に

戦闘内容はこんな感じ

隼鷹で割ることは出来なかったものの全体的には想定していた通りの動きを一発でしてくれたのかなと

ニコ生で放送してたのでその切り抜きなんだけどめちゃくちゃオタクが調子こいてます許して

 

E4

イベントRTA現役で行っている知り合いから「E4情報見ながら後ろおっかけるだけなら出来るし楽しいからやってみ?」と唆されたので初めて実装直後にイベント海域に行きました

E4-3とE5-4は実装段階で同じ札の可能性が高く見えたのだけど大和サブが育ってないことから万全を期して長門陸奥サブで攻略しました

高速統一が必要だったため長門陸奥では火力が足りずちょっと辛かったです

RTAとか先行と言えるほどの速度では無かったけど後追いとても新鮮で楽しかったので時間が作れそうだったらいつか前段の後追いやってみたいと思いました

 

E5

1本目は7-4に支援や戦艦など過剰戦力が投与できるゲージだったので楽勝でしたね

3回で割れるしぶっちゃけ必要だったのか謎絶対いらない

 

2本目の輸送ゲージは敵が強くなくストレスフリーで輸送できたのが良かったですね

今後もこういう輸送にして欲しい

 

3本目は前回も登場した6000集積地

道中や随伴が全体的に弱かったので前回の6000集積に対応できた人なら苦戦しなかったと思います

 

そして問題のE5-4

取り敢えず使用編成から

とても考えさせられる部分が多く、楽しかったと同時に反省と課題が残るゲージでした

具体的な反省点や改善案に関しては詳しく後ほど書きますが結論としては自分の艦隊状況において飛鷹の採用と最上の装備構成は失敗だったと思います

 

友軍前に10回ほど挑戦をして敗北&枯渇

弱友軍が実装された7月1日の深夜に運良く割れました

T不利スタートで第一だけでなく第二も残っている状況から矢矧単発→朝霜CI500→北上CI500と怒涛のスナイプとCL2で割れたのですが偶然上ブレを早い段階で引けただけなのでこのままだといつか沼りそう

 

反省点は多かったものの、道中第二陣形による支援・砲撃火力の低下やボスマスでの装備構成・戦闘推移の予測、潜水マスや空襲マスに対する回答など多くのことを考えられる良いマップだったと思います

タッチ不採用での攻略が歴代トップクラスに難しかった為方針の自由度が薄かったなとは思う反面、タッチ実装時のイベントかつ大和達坊ノ岬組が主役のイベントだった事から今回はタッチゲーだと割り切れれば本当に面白かったし、絶妙な難易度調整がされていたと思います

 

 

E5-4反省点・改善点

と、ここまでは実際の攻略雑記でした

ここからは具体的にE5-4でどのような反省点や改善点があったのか、またどのような編成があったのかを見ていこうと思います

難易度甲を想定しており他難易度では敵編成や制空値が変わりますので同様の意見にはならない可能性があります

※自艦隊での採用理由はE5-4到達時点での札・装備状況と7/1時点での艦娘練度を前提条件としています

 

7/1日時点の練度はこちら

aircalc.page.link

 

Twitterやニコ生などを自分が見た限りではおおまかに以下のような選択肢がありました

  1. 道中制空拮抗・優勢の選択
  2. 1マス目潜水艦に対する回答の選択(道中東海・1ソ・泊地修理など)
  3. 制空要因として軽空母採用の有無
  4. 空襲・開幕航空戦対策のアトランタ採用の有無
  5. 第二艦隊に夜戦キャリア最上や水母採用の有無

攻略中の自艦隊はそれぞれ

①拮抗②泊地修理③軽空母採用④アトランタ不採用⑤魚雷CI探照灯最上採用

となっています

この中で改善するべきだったと考えているのは③と⑤なのですが、1つずつ見ていこうと思います

 

道中制空

道中優勢編成のメリットは道中水上マスで連撃が出る事によるボス到達率です

しかし同時に道中優勢にするためにはより多くの艦戦や水戦を必要とするため、軽空母採用や水戦キャリア艦の増加などボスマスでの手数を減らすというデメリットがあります

そもそもの道中大破率に関してですが、大和タッチを採用する都合から道中を第二陣形で切り抜ける必要があり、支援火力・砲撃火力が第四陣形に比べ不足します。その為練度や装備状況次第では道中大破率がとても高い可能性があります

特に支援艦隊が重要で随伴のニ級後期に対して十分な命中を確保しつつ支援火力を持ち込めるかどうかは大きく影響したと思います

 

例として画像のように主2電2で積めば良いとだけ考えて組んだとします

       

画像から分かる通り反航戦までニ級確殺する火力は確保できているものの命中率が45%しか無いため不安定な支援になっています(キラ無しだと更に下がって27%)

 

しかし次の画像のようにLv175運108のカンスト長門に高命中主砲を積むとT不利確殺&命中キャップとなります

       

前者の扶桑のような支援艦隊と後者の支援艦隊を使用した時では後者のほうが圧倒的に高確率で随伴艦を処理することができ、大和や武蔵の単発砲撃をしっかりとヲ級やヌ級に当て処理することで道中突破率を底上げ出来ることが分かると思います

画像のような長門は当然一朝一夕で用意できるものではありませんが、普段の育成や装備改修で少しでも支援艦隊の質を上げることで今回のような道中でも安定して通れる編成を組むことが出来ます

 

私の支援艦隊は先程の長門程強いものは用意できていませんが反航確殺90%前後の支援艦隊が組めたので拮抗を選択しました

       

 

余談ですが単婚運用をしている方などで、同じ装備構成の99Lv素運長門の場合81%と大幅に命中率が下がります

単婚運用の場合レベルによる命中上昇が小さくなってしまうため、運改修や装備更新を普段から意識することが大切だと分かります

      

初手潜水マスケア

次に潜水マスをどのように通るかです

前述の通り道中東海・1ソ・泊地修理の大きく分けて3つの対策があると思います

私は泊地修理を選択しましたが東海と1ソのメリットデメリットに少し触れようと思います

 

まず基地東海のメリットですが圧倒的な事故率低下です

実際に自分で使っていないので正確な確率などは出せませんが1ソや泊地修理の比ではない事は確かです

しかし、基地を2部隊しかボスに送れない事になるのでデメリットも大きいです

基地2部隊が具体的にどのような影響をもたらすかというと主に以下の三点です

 

①基地による敵艦載機の損耗が少なくなり本体の要求制空値が上がる

②敵第二艦隊(主にナ級)の基地殲滅率が下がる

③第一艦隊への割合ダメージが減る

 

②だけ見ると2部隊でも殲滅できる時は出来ますのでそこまでデメリットが大きくないように感じられます

しかし①・③は常に付きまとう問題でE5-4において軽視できないデメリットだと思います

 

次に1ソ対潜ですが、これは艦隊練度や使用艦によって道中東海よりはまだ議論の余地があると思います

しかし、私の艦隊状況に当てはめた場合採用しなくても良いと結論付けました

 

上記画像は私が実際に使用した朝霜ですが1.19倍の海域特効が存在するので同航戦時エリソを対潜装備を積まずとも高確率で中破以上に追い込むことが出来、閉幕雷撃の本数を減らすことが出来ます

同様にフラソに対してもCL2を引く前提ではありますが中破相当の火力を有しています。朝霜などの特効艦には命中・回避に対する上昇補正もあるとの事なので尚更中破受けで十分な到達率を確保できます

泊地修理で中破状態から回復させられるので、秋津洲がボス前まで被害を受けていない場合に限りますが中破受けは実質被害0と言えるでしょう

 

1ソに議論の余地があるとしましたがこれは特効駆逐の練度が低い場合を想定しています

 

上記画像は同様の装備構成をした99Lv朝霜ですが全体的に対潜火力が下がっていることが分かります

このような場合素対潜+特効で中破に追い込んで閉幕を減らす事が難しくなるため1隻程度1ソを混ぜたほうが到達率が高くなり、魚雷1本分の火力低下よりも撃破率が上る可能性があると考えました。しかし、詳細な確率を出そうとすると途方もない数の不確定要素を考慮する必要がある事、そもそも1ソ対潜を行える段階である程度の練度になっている事などからあくまでも直感・体感論の域は出ませんので余談程度だと思っています

 

軽空母採用の有無

自編成最大の反省点がここでした

 

ラスダン編成の敵第一艦隊の撃沈には大和タッチや大和武蔵の徹甲弾着クラスの火力が要求されるため昼戦で1択や2択まで減らすことはとても難しいです

そこで重要なのが夜戦CI圏内に落とし込む為の連撃や単発砲撃による割合稼ぎなのですが、軽空母を艦戦キャリアとして採用した場合この割合を2手分最初から損していることになります

攻略当時の自分は軽空母キャリアを採用しない場合ボスマス優勢を取ることが難しいと考えており、苦渋の決断として飛鷹の採用を決めました

これは飛鷹を採用しない場合秋津洲の枠までも水戦キャリアにする必要があり、それよりは大和武蔵伊勢矢矧の4隻連撃艦を持ち込んだほうが強いとの考えからでした

 

しかし、突破後他の方の攻略編成で艦戦キャリア日向という選択肢を知り衝撃を受けると同時に自分の編成力の無さを痛感しました

日向艦戦キャリアを採用する場合、巡洋艦枠2隻を連撃構成にしたまま泊地修理まで出来ます

これは私が攻略時に考えていた"全部取り"を実現していたのです

デメリットとしては伊勢や日向の砲撃単発がとても弱いため①の道中制空でも触れた支援艦隊の質が更に要求される事ですが、余程のことが無い限り艦戦キャリア日向の方が強いと私は考えています

 

アトランタ採用の有無

アトランタの採用理由は当然ながら敵空母の艦載機を枯らす所にあります

E5-4は道中空襲2マス・空母入り水上2マス、ボスマス空母棲姫とメリットしか無いように見えますが一概にはそうとも言えません

 

例えば、道中で出てくるフラヌⅡの艦載機ですが「深海攻撃哨戒鷹改」は雷装0のため開幕航空戦では一切驚異ではありません。「夜復讐深海艦攻」は射撃回避持ちの機体という検証があり、ヲ級の搭載数なども加味すると道中を拮抗で抜ける場合全枯れにはあまり期待が持てず1~2隻は砲撃で動くことのほうが多いでしょう

 

また、ボスマスにおいて空母棲姫が一定の確率で枯れるメリットは同時に砲撃順をスキップされ高命中の旗艦や太平洋棲姫から1打目に選ばれるというデメリットが存在します。大和武蔵のタッチは射程調整が出来ない事からタッチを封じられる目を自分から作っている可能性があります。空母棲姫が枯れたことによる自陣被害の軽減と全枯れからのタッチ封じを天秤にかけた時どちらが期待値が高いのか正確な結果は出せませんがデメリットの一つとして頭に入れておく必要はあると思います

 

以上を踏まえた上で私はアトランタは連撃艦を1隻減らしてまで入れるほどの効果がE5-4において無いと判断をして不採用としました

 

夜戦キャリアの採用

ここまでの4要素に比べ各艦隊の育成状況が採用の有無に直結するのがこの夜戦キャリアです

 

結論としては矢矧・北上の運改修状況及び水雷見張員の所持数で決まると考えました

タッチ昼割りなどもあり得ますが、夜戦まで行った場合2~3択程度のスナイプをする可能性が高く、魚雷CIがしっかり刺さらないとゲージ破壊は難しいです

そして、攻略の本線が夜戦CIである以上CI率の確保が必要です

矢矧や北上は水雷見張員の恩恵が駆逐艦に比べ小さい為運改修または探照灯や照明弾といった夜戦キャリアによる補助が必要です

運改修がされている場合魚雷CI艦を6隻並べたフルアタ構成が強いと思いますが、運改修が十分にされていない場合照明弾や探照灯を用いて1隻あたりのCI発動率を上げる択はあると思います

 

とはいえ敵が高耐久高装甲なため手数はそのまま撃破率にも影響が出てきます

とても判断が難しいところですが、私はキャリア最上の採用をする方が丸いと結論付けました

 

編成案

以上を踏まえた上で自分が当時どのような艦隊を組むのが強かったのかなと改めて編成を組んでみました

本体編成

https://jervis.vercel.app/?p=2m4na1NS-6Q

支援艦隊

https://jervis.vercel.app/?p=TcoltBCm8LA

制空権シミュレーター

https://aircalc.page.link/DzNH

ここまでの反省点を踏まえて

①道中拮抗②泊地修理③軽空母不採用④アトランタ不採用⑤最上キャリア採用

という形に

 

利根と矢矧には長射程主砲を積み日向より先に動けるように調整

 

最上は魚雷CIとの両取りを諦め完全なキャリアに

 

魚魚甲大型探照灯の方が道中安定やボスでの第二艦隊への先制雷撃に期待が持てますが一番の目的である夜戦で中途半端な仕事になってしまいます。以前の攻略編成では3番艦に配置していましたが大型探照灯でしっかりと攻撃を吸えた場合ただの置物に、吸えていない場合最上は動けても肝心の他CI艦が大破しているであろう事から負け筋が増えているだけと判断し、キャリアに徹してもらう形に

 

大和武蔵の旗艦問題ですが、大和改二重の2番艦補正が大きいことや旗艦の2巡目砲撃は第二艦隊のツ級が残っていた時に吸われてしまう可能性が高い事から武蔵旗艦を採用

 

支援艦隊は道中はニ級を意識して命中に寄せ、決戦はナ級を反航戦確殺まで見ると命中が確保できなかったので同航想定で組みました

 

〈終わりに〉

長文となってしまいましたが、ここまでお付き合いいたいた方本当にありがとうございます

 

私自身が今回のイベントで知識不足・練度不足を痛感したため後学のために書いた記事なのですが、難しかった反面とても考えさせられる部分が多かったと思います

そして、同時に(大和タッチを使う前提ではありますが)理不尽な難易度ではなく艦隊強化や編成詰めが突破率に大きく貢献する海域でも合ったためやりがいのある楽しいイベントでした

今まで「もう一回編成を詰めて挑戦したい!」といった意見を聞くたびに「辛いから嫌だよ!」と否定的だったのですが初めて「もう一度やりたい!」と思わされました 消費資材は見たくないけど

 

記事内での意見はあくまで個人的なものです

他の考え方もあるでしょうし、根本的に間違っている部分があるかもしれません

そういった他の意見を否定する意図はなくあくまで「今回のイベントを通じて私が感じた感想や意見」として見て頂けると幸いです

とは言え計算ミスなど致命的な誤りがあれば是非コメントやTwitterまで意見頂けると嬉しいです

 

改めて読んで頂きありがとうございました